遺産分割調停・審判

遺産分割の調停

遺産分割協議がまとまらない場合や話し合いに参加しない相続人がいる場合は、相続人は家庭裁判所に、その分割を請求することができます
遺産分割事件は、調停を経ずにいきなり審判を申し立てることもできますが、通常は先ず、調停の申立を行います。

遺産分割調停は、家庭裁判所の調停室という場所で、調停委員という仲裁人を交えて行う、相続人間の話し合いです。

調停では、相続人が一堂に会して話し合うのではなく、交互に自分の主張を調停委員に伝え、調停委員を通じて互いの意見を交換します。
調停委員は、相続人全員の意見を聞いて、各人が納得できるように解決案を提示したり助言をして、話し合いがうまくまとまるように調整をします。

全員の合意が成立した場合には、調停調書が作成されます

調停調書は確定判決等と同一の効力があるので、これに基づいて調停の内容を強制的に実現することが可能になります。


遺産分割の審判

調停はあくまでも話し合いですので、全員が合意しなければ遺産分割協議は成立しません。
調停が成立しなければ、審判に移行することになります。

その場合、遺産分割審判という手続きに入ります。遺産分割審判では、家庭裁判所の家事審判官が各人の主張や年齢、職業、生活状況など一切の事情を考慮して審判を下します。

この審判は、判決と同じように、これに基づき強制執行を行うことが可能ですので、審判には従わざるを得ないことになります


調停・審判のポイント

当事務所が遺産分割協議や遺産分割調停の依頼を受けた場合には、初期段階から、依頼者様に対して、随時、「遺産分割協議や調停がまとまらなければ、審判においてこのような判断が下されると予想されます。」という説明を行い、依頼者様が不利益を被らないよう配慮しています

また、調停や審判では、単に自分の主張を展開するだけでは、調停委員も裁判官も味方してくれません。
調停委員や裁判所を味方につけるには、法律を知った上で適切な主張を展開することが、自分の利益を守ることになります。

尚、およそ遺産分割の調停や審判の60%以上は、弁護士がついています

相手方に弁護士がついたのを見て、慌てて弁護士を探すケースも多いようですが、やはり当初から弁護士に相談して進めておいた方が間違いないと思います

当事務所では、皆様に幸せな「遺産分割」をして頂けるようにサポートしていますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

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